私たちの活動について

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2025年度 国際渉外・出向者支援委員会 活動振り返り

はじめに

国際渉外・出向者支援委員会の委員長の元木です。

2025年も残りわずかとなりました。

1年間いろいろありましたので、最後のブログは1年間を振り返ってみようと思います。

今年、国際渉外・出向者支援委員会では多くの新たな挑戦と国際交流の機会に恵まれ、メンバー皆様のご支援のもと充実した活動を行うことができました。

特にASPAC(アジア太平洋会議)への参加新春互礼会の開催、そして台湾・虎尾國際青年商會との交流という3つの出来事は、本年度を代表する取り組みとなりました。

それぞれの活動を通じて得られた成果と経験、そして何より支えてくださった皆様への感謝の気持ちを込めて、ここに一年の振り返りを報告いたします。

  • 徳島JC新春互礼会: 年明け最初の式典を委員会主体で企画運営し、新体制の門出を華やかに飾りました。tokushima-jc.or.jp
  • 台湾・虎尾JCとの友情: 姉妹LOM提携先である台湾・虎尾國際青年商會との交流を通じ、互いの文化を理解し合いました。tokushima-jc.or.jptokushima-jc.or.jp
  • ASPAC(モンゴル)への挑戦: アジア太平洋地域最大級の国際大会に初参加し、世界中のJCIメンバーの勢いを感じました。また、APDC(Asia Pacific Development Council)開発担当役員として出向した黄副委員長が世界中のJCIメンバーと交流を行いました。tokushima-jc.or.jptokushima-jc.or.jp

それでは、それぞれの出来事を振り返りながら、活動の成果と思い出を皆様と共有したいと思います。

1月の新春互礼会

1月、徳島青年会議所の新体制をお披露目する新春互礼会を開催しました。

国際渉外・出向者支援委員会が前年(2024年)から準備を重ねてきた渾身の式典です。

当日は徳島市立高等学校オーケストラ部の皆さんによる迫力あるオープニング演奏で幕を開け、会場の空気が一気に華やぎました。演奏が始まった瞬間、「ついに本番が始まった!」と胸が高鳴ったのを今でも覚えています。

本番では2025年度阿部哲也理事長による力強い新年の挨拶に続き、ご来賓の皆様から温かい激励の言葉を頂戴いたしました。

鏡開きでは参加者全員で一年の門出を祝い、最後に理事会メンバー紹介を行って滞りなく式典を締めくくることができました。

普段お世話になっている先輩諸兄や各地青年会議所の仲間、シニアクラブの方々など多くの方が見守る中、「絶対に失敗できない」という思いでがむしゃらに準備運営に取り組みました。その甲斐あり、メンバー全員の協力のおかげで大きなトラブルもなく無事成功を収めることができ、大きな達成感を味わいました。

新春互礼会の開催は、今年一年の良いスタートダッシュとなりました。

委員会メンバーはもちろん、支えてくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。

そして「今年一年、これを皮切りに頑張るぞ!」という強い決意を新たにした瞬間でもありました。改めて、ご支援いただいた皆様本当にありがとうございました。

4月の虎尾國際青年商會との交流

徳島JCと虎尾JCは昨年11月、台湾で開催されたJCI世界会議の場にて正式に姉妹LOM提携を締結し、今後継続的に交流を深めていくことを互いに約束しました。

そのご縁のもと、4月中旬に徳島JCメンバー一同にて虎尾JCを訪問し、虎尾JCによる温かい国際交流を体験してきました。

現地に到着すると、空港では虎尾JCのメンバーの皆さんが笑顔で出迎えてくださり、胸が熱くなりました。

空港から虎尾へ向かう道中の途中のサービスエリアで名物の牛肉麺を一緒に食べるなど、移動時間からすでに和やかな交流が始まっていました。

訪問2日目には、現地の伝統行事である媽祖誕辰(海の女神の誕生祭)に参加させていただくという貴重な体験が待っていました。

媽祖誕辰は、媽祖という海の女神の誕生日を祝う台湾三大祭りの一つで、街中で爆竹を激しく鳴らし邪気を払う勇壮なお祭りです。

虎尾JCの厚意で祭りそのものに参加させていただき、至近距離で無数の爆竹がはじける洗礼を受けました。轟音とともに降り注ぐ火薬の灰は「神様からの贈り物」とされ、服が真っ黒に汚れるほど浴びることで邪気を祓うお祭りです。用意していただいた特製の祭り衣装(理事長には虎柄の特別仕様!)も灰で真っ黒になるまで体当たりで挑んだ体験は、生涯忘れられない思い出になりました。

さらにその日の午後は、虎尾JCの皆さんが地元の文化体験として用意してくださった布袋戲(ポーテーシー)という伝統人形劇のワークショップに参加しました。

人形劇の歴史を学んだり、実際に操り人形を作ってみたりしました。慣れない手つきで苦戦しつつも何とか可愛い人形を完成させました。虎尾の文化を体験をすることができ、互いのLOMメンバー同士の距離もぐっと近づいたように感じました。

滞在3日目の朝、虎尾JCメンバーがホテルから空港まで送迎をしてくださりました。

別れ際には、笑顔で手を振る彼らの姿に後ろ髪を引かれる思いで台湾を後にしました。

虎尾JC訪問交流を通じて普通の旅行では決して味わえない体験を経験することができました。

特に、媽祖誕辰(海の女神の誕生祭)に実際に参加できるとは夢にも思わず、現地の皆さんのおもてなしの心に深く感動しました。

8月には虎尾JCのメンバーが徳島の阿波踊りに来訪され、その際には私たち徳島JCが精一杯のおもてなしでお返しし、再会の喜びを分かち合いました。

6月のASPACモンゴル大会

6月には、アジア太平洋地域のJCIメンバーが一堂に会する大規模国際大会ASPAC (Asia Pacific Conference) に初めて参加しました。

開催地はモンゴルの首都ウランバートルで行われました。

雄大な草原が広がるモンゴルの地で開かれたASPACは、開会式・各種セミナーやワークショップ、各国ナイトなど多彩なプログラムが連日実施されました。

大会期間中、台湾・虎尾國際青年商會(虎尾JC)との姉妹LOM交流会も行いました。

現地では虎尾JCの皆さんとレストランで合流し、交流を行いました。

さらに虎尾JCのご厚意で、その後一緒に市内観光までさせていただくことになり、現地の名所を訪れ、互いに友情を深め合いました。

また、本大会では当委員会の副委員長である黄さんが国際協議会(APDC)のメンバーとして活躍し、ASPAC期間中の会議で一年間の活動報告を行いました。現地ではラオスでの新LOM設立支援に尽力し、JCIラオスとの覚書締結に貢献するとともに、その功績から**“World Traveler Award”**という賞も受賞しました。また、黄さんが永久会員(セネター)という名誉ある称号も頂くことになりました。

このようにASPACへの参加を通じて、メンバー一人ひとりが国際的な視野を広げ、他国の優れた取り組みや文化に触れることができました。

来年度は徳島JCの多くのメンバーに国際大会へ挑戦していただき、共に新たな視野を広げてくれればうれしいなと思っております。

おわりに – 成果と感謝、そして次なるステップへ

本年度の国際渉外・出向者支援委員会の活動を振り返ると、国内外の多くの方々に支えられて充実した一年を過ごせたことを実感します。

新春互礼会の成功、ASPACや虎尾JC交流など――これらはすべて、メンバー皆様の協力なくしては成し得ませんでした。

振り返れば、委員長として至らぬ点も多々ありましたが、その都度周囲の支えに助けられ、最後まで走り抜けることができました。

一年間ともについてきてくださった委員会メンバー、他委員会の皆様、理事会の皆様、本当にありがとうございました。

来年も皆様よろしくお願いいたします。

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